ご相談内容事例(抜粋)

相談内容の例①※相談内容はご本人の了承のもと掲載しています※
・家族・兄弟(分類:子育て:家族)

◆相談◆
相談内容:2歳の息子がいます。近所の公園でよく会うご近所さんの女性に会うたび「お子さんはひとり?兄弟がいないのはかわいそう。昔は兄弟が多いのが当たり前で、その中でいろいろなことを学んだものよ。一人っ子はどうしてもワガママな子になるもの。」とプライベートなことを干渉され、その度にストレスに感じています。他の公園に行こうかとも思いましたが、子供を安心して遊ばせられる公園が他にないのと、先方の犬の散歩と我が家のお散歩の時間がかぶってしまい思うようにいきません。

回答:
ご近所の女性にストレスを感じているのですね。会うたびではつらくなってしまいますね、お気持ちお察しします。
ただ、他人の行動や性格を変えることはできません。ですが自分のことは変えられます。ご近所さんとのことですので、この先も顔を合わせることもあると思いますので○○さんの気持ちを変えていきましょう。

「会うたびに干渉してくる」この考えに対していろいろな角度からご自身に質問し、新しい考え方を導きだしていきます。例えば
・もし親しい友人が○○さんと同じことで悩んでいる時、どんな言葉をかけてあげますか?
・他の人が○○さんと同じ状況だったらどのように対処するでしょうか?
・以前同じようなことがあった時にはどのように対処していたか? と自問してください。
そして「会うたびに干渉されている」と考えていたことを「この人はこういう考え方の持ち主で、いろいろな考え方があるのだな」「私の息子のことも気にかけてくれている」「子供が好きな人なんだな」など新しい考えを作り出して、心穏やかになることを考えてください。
このように○○さんが視点を変えて、新しい考えを作っていくことを認知行動療法といいます。

息子さんが2歳とのことで、子育て大変なことも多いと思いますが、息子さんにとってお母さんと遊ぶ体験やお母さんの愛情・笑顔が今後の糧になりますから、「干渉される」とストレスを感じるより、貴重な時間を大切に過ごしていると考えると、おのずと付き合い方も見えてくると思います。
○○さんも息子さんも体調に気を付けてお過ごしください。